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2016年08月11日

[ソ連・東欧の共産党の政治経済体制はなぜ崩壊したのか?:ソ連型の計画経済とエリート官僚の過ち]

ソ連・東欧の共産党の政治経済体制はなぜ崩壊したのか?:ソ連型の計画経済とエリート官僚の過ち

1989年から始まったソ連崩壊へとつながっていく東欧からの政治変革は、『民衆の帰趨(きすう)』が共産主義・社会主義の独裁体制を許さなくなったことの現れであり、個人の自由の抑圧だけではなく衣食住の枯渇(最低限の食料にさえ事欠く配給)も引き起こした共産主義体制を民衆が拒絶したということである。

『世界の警察』となった超大国アメリカの単独主義外交:9.11の米国同時多発テロ

共産主義・社会主義の計画経済体制を理想とした『マルクス主義』という政治思想のアクチュアルな課題は、『人民を自由かつ平等にすると謳った共産主義体制への民衆の同意・参加』であったが、ソ連崩壊はこのアクチュアルな課題の達成が現実的に殆ど不可能であることを示したのだった。

共産主義を目指すソ連の官僚(テクノクラート)は、資本主義の市場原理とは異なる『計画経済・管理経済』の指令型経済運営を行おうとしたが、これは社会全体で必要な物資の総量を官僚が事前に計算して、必要なだけの分量の生産をノルマを割り当てて計画的に行っていくというものであった。

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[『世界の警察』となった超大国アメリカの単独主義外交:9.11の米国同時多発テロ]

『世界の警察』となった超大国アメリカの単独主義外交:9.11の米国同時多発テロ

ソ連というライバルを失って世界の超大国(スーパーパワー)となったアメリカは、『世界の警察』を自認してアメリカ中心の世界秩序を再構築するための軍事・外交政策や内政干渉を積極的に行うようになっていく。アメリカの味方なのか敵なのかの判断基準は、『民主主義・自由主義・人権尊重・親米政権(あるいは米国の市場拡大や資源獲得)』のいずれかに合致しているかいないかである。

ゴルバチョフとソ連崩壊:米ソ冷戦の終結による世界秩序の不安定化

反米の独裁国家や人権侵害の宗教国家、テロリスト擁護のイスラム国家などは『米国の敵(世界秩序の紊乱者・テロ支援国家・人権抑圧国家)』と見なされて、アメリカの指令や要請に従わなければ(拒否権を持つ常任理事国は別だが)『国連決議後の経済制裁・軍事制裁』を受けやすくなった。世界最強の軍事力を背景にして『世界の警察』として支配的に振る舞うアメリカは、1990年のイラクのフセイン政権のクウェート侵攻に対し、国連決議を経て国連軍を結成して『湾岸戦争(1991年)』を戦った。

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[ゴルバチョフとソ連崩壊:米ソ冷戦の終結による世界秩序の不安定化]

ゴルバチョフとソ連崩壊:米ソ冷戦の終結による世界秩序の不安定化

20世紀末の世界情勢における最大の出来事は、ソ連を領袖(リーダー)とする共産主義・社会主義の東側陣営の崩壊であった。1989年5月には中国で民主化運動の学生・市民らを虐殺する『天安門事件』が起こり、1989年11月には東西ドイツを分離していた『ベルリンの壁』が崩されて東欧革命が次々に起こった。ルーマニアの苛烈な支配を行う独裁政権だった『チャウシェスク政権』も、ソ連に見放される形で1989年12月に倒された。

東ドイツの崩壊という象徴的な事件によって始まった東欧革命は、遂に共産主義運動の総本山であるソ連(ソビエト連邦)にまで波及していき、1991年12月にミハイル・ゴルバチョフ大統領がソ連の共産党を解散すること(=ソビエト連邦解体)を宣言した。

ソ連はゴルバチョフ大統領の指導の下で、政治経済の抜本的改革のための『ペレストロイカ(改革)』『グラスノスチ(情報公開)』を断行して、財政破綻に陥っていたソ連経済の立て直しと政治体制の民主化を図ろうとしたが失敗した。

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posted by ESDV Words Labo at 19:22 | TrackBack(0) | こ:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする