「愛」
愛には、大きく分けて『エロス』と『アガペー』が存在する。エロスとしての愛は、『愛する他者』をそれ以外の人から区別して、特別に大切に思う感情であり、その典型は異性に対する情熱と性的関心を伴う愛情である。
アガペーとしての愛は、人類や生物全てに降り注ぐような『無償の愛』であり、対象の持つ魅力や能力とは無関係に与えられる肯定感情や利他的行動として現れる。一般的に、私たちが『愛』という時、利己的な目的や自身の幸福を相手から得ながらも、相手に対する自己犠牲的献身や利他的な行動を取れる『相互利益的な関係や感情』を指している。
世俗的な愛の感情と関係は、エロス以外にも、ストロゲー(友愛・親愛感情に基づく愛)、ルーダス(遊戯的な楽しむ愛)、マニア(狂信的なのめり込む愛)、プラグマ(実利的な計算高い愛)などがある。
IQ(Intelligence Quotient,知能指数)
知能指数とは、スタンフォード・ビネー式検査などの知能検査で測定されるもので、『相対的に数量化された知能の発達程度』を示す数値である。知能指数は、一般に、『精神年齢÷生活年齢(実際の年齢)×100』の計算式(シュテルンが提唱)で求められ、“100”を平均値としている。
知能指数とは、知的側面の精神発達の程度という意味で使用される『精神年齢』とほぼ同義である。知能指数でいう精神年齢は、一般的語法として使われる『成熟した物事の考え方や落ち着いた態度』といった意味ではない。
また、知能指数によって人間の多様で複雑な知性を単純に比較することは出来ず、知能指数は知的障害(精神遅滞)などの発達障害を持った人たちに適切で有効な専門教育を行う為に行う一つの指標に過ぎない。
知能指数の高低によって、人間の社会適応や将来の成功・幸福の程度を事前に予測することも出来ないことが種々の研究から明らかになっている。現在では、理解力・推理力・計算力・判断力などを数値化するIQ以上に、ダニエル・ゴールマンが提唱した好ましい社会適応や人間関係につながる『EQ(Emotional Quality:情動指数)』の重要性が指摘されている。
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2006年03月21日
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