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2006年04月06日

[アウェアネス(awareness)],[アウトサイダー(outsider)]

アウェアネス(awareness)

一般的なカウンセリングの主要効果がアウェアネスであり、『気付き』『覚知』と訳される。

アウェアネスは、精神分析でも重要視されるが、精神分析の場合の気付きは、覚知よりももう一段階深い無意識レベルのものを意識化するものであり、『洞察(insight)』と呼ぶほうがより正確であろう。

アウェアネスは、自己一致したありのままの自分で、カウンセリング場面に臨むことによって得られる『今までに気付かなかった感覚であり感情』である。

アウェアネスは、知識として理解したり、情報として認識したりすることではない。一人の人間として今、直面している生活状況の中で自分が何を感じているのかを感じ取ることである。

今、置かれている対人関係の中で、自分がどういった感情を抱いているかという情的理解によって内面から湧き起こってくる『気付き・覚知』をアウェアネスといい、アウェアネスを体験したときには自然に自分がどのように行動すれば良いのかが分かってくる。

アウトサイダー(outsider)

アウトサイダーとは、外部にある者、部外者といった意味で、社会の中心的な構成員の特徴や価値観から逸脱した者をいう。自分たちとは異質な者や変わった特徴を持つ者を疎外する社会では、アウトサイダーが生まれやすく、精神障害者、犯罪者、反体制主義者、ホームレスなどがアウトサイダーとして疎外や排他的政策の対象とされることがある。

インサイダーは、基本的に保守的な社会規範の信奉者であり、アウトサイダーはその集団の社会規範から逸脱する者たちであるが、形勢的に不利な立場に置かれやすいアウトサイダーにも幾つかの長所や利点がある。

既成の価値観に無条件に従属しないアウトサイダーは、絶えず社会に対する批判意識を持ち、時に社会改革に有効な提言を行い、精力的な社会改革のための活動を行うこともある。時宜を得たアウトサイダーは、今までになかった画期的な流行を生み出す起動力となり、新しい形式の文化芸術を生み出す創造力となることがある。

社会現象は、インサイダーの規範・常識の遵守能力とアウトサイダーの規範・常識からの逸脱能力との絶えざるダイナミクス(力動)に曝されている中から生起してくるのである。



posted by ESDV Words Labo at 00:42 | TrackBack(0) | あ:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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