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2006年04月21日

[EPPS性格検査(Edwards Personal Preference Schedule)],[いのちの電話(life line speaking by telephone)]

EPPS性格検査(Edwards Personal Preference Schedule)

EPPS性格検査(Edwards Personal Preference Schedule)とは、TAT(主題統覚検査)を開発した力動的心理学者(精神分析的心理学者)のマレー(H.A.Murray)の影響を受けたエドワーズ(A.L.Edwards)によって作成された性格検査である。

特に、マレー欲求‐圧力理論に基づく欲求表の項目が参考にされており、EPPS性格検査では人間の性格特性を『秩序・顕示・親和・他者・認知・支配・内罰・養護・変化・持久・達成・追従・自律・求護・異性愛・攻撃』の15の構成要素によって理解する。

EPPSの質問紙は、二種類の陳述文章から一つを選択させる形式であり、通常の質問紙のように『はい・いいえ』で答えさせるよりも、投影的で価値中立的な検査結果を期待できる。投影法には及ばないものの、無意識の性格特性に接近した性格検査を多面的に行う事ができる。しかし、精神病理学的な性格検査や異常心理の評価尺度としては、EPPS性格検査は使うことが出来ず、基本的に正常者の性格特性や欲求傾向の測定に用いるものである。

クライエントの、性格検査に対する反応の一貫性を測定しやすく、社会的価値観に従属しない自由な反応が得やすいというのもこの検査の特徴であり、病的でない正常者の性格特徴を多面的かつ詳細に調べたい時には使い勝手の良い性格検査の一つである。

いのちの電話(life line speaking by telephone)

1971年10月に開設された無料の電話相談であり、他人に気軽に相談し難い生活上の悩みに応じたり、自殺願望などの心理的な危機に緊急対処したりしている。ボランティアの心理相談員に運営されているので、無料で(電話代はかかるが)気軽に心理的な危機を緩和する相談が出来るのが最大のメリットである。

日本全国の各地にいのちの電話連盟に加盟している相談センターが配備されているので、無料で電話相談をしてみたい人は自分の居住地の最寄の相談センターに電話を掛けてみるのもいいだろうし、自殺願望や強い抑うつ感を感じていてどうしていいか分からないという人もとりあえずいのちの電話で相談をしてみてはどうだろうか。

但し、いのちの電話は無料のボランティアなので、精神医学や臨床心理学の専門的な知識や技術に熟達しているわけではなく、電話相談のため心理的援助をするにも一定の限界がある。いのちの電話だけでは、自分の抱えている心理的苦境や生活上の問題を解決することが難しいと感じた時には、精神科医の治療やカウンセラー(臨床心理士など)のカウンセリングを検討すると良い。



posted by ESDV Words Labo at 20:18 | TrackBack(0) | い:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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