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2010年12月24日

[バイオフィードバック(biofeedback)・脳波のアルファ波]

バイオフィードバック(biofeedback)・脳波のアルファ波

フィードバックというのはサイバネティクスの用語であり、結果を初期の時点に差し戻すことによって命令・反応を修正して自動的に制御するシステムのことで、結果を知ることによって反応を改善することができるという利点を持つ。バイオフィードバック(biofeedback)とは、『不随意的な生態情報』を機器で測定してそれを観察することで、“脳波・血圧・心拍数”といった生理学的反応を意識的にコントロールしようとするものである。

バイオフィードバック装置を使った行動療法として、幼児・児童の『夜尿症』に対するバイオフィードバック技法や脳波をアルファ波に調整してリラクセーションを行う技法がある。夜尿症の行動療法では、敷布団や毛布に水分を感知するセンサーを組み込んで、子どもがおねしょをした時にブザーやバイブを鳴らして子どもにおねしょをしたことを知らせるのだが、このバイオフィードバックによって夜尿症の頻度は減ってくる。バイオフィードバックで調整するのは自分の意識や努力によってはコントロールできない『自律神経系の不随意的な生理反応』であるが、自律神経系の反応を機器で測定して知覚させることでその生理的反応を自己制御しやすくなるのである。

脳波のバイオフィードバックでは、人の『脳波』による出力を画像・音など視聴覚で感知できる形態にリアルタイムで変換していく。自分の脳波の状態をリアルタイムで知ることで、脳波の状態をリラックスした状態に自己コントロールしやすくなるのである。医学領域では、『心身症・頭痛・不整脈・てんかん・自律神経失調症・失禁・気管支喘息の発作・高血圧』などの治療にもバイオフィードバック法が応用されている。

脳波計が小型・軽量化したことにより、スポーツ・勉強・ビジネス・ストレスマネジメントの分野でも、脳波をアルファ波のリラックスした状態に保つためのバイオフィードバック法が使われるようになっている。プロスポーツ選手や棋士などのメンタルトレーニングにも活用されており、『集中力・思考力・判断力・忍耐力の強化』などに役立つことが期待されている。バイオフィードバック法は、自分の意識状態を客観的に把握してコントロールできる方法であり、意識的に精神的ストレスを緩和したり集中力・記憶力を高めたりすることが可能になるのである。



posted by ESDV Words Labo at 11:02 | TrackBack(0) | は:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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