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2010年12月24日

[バイオリズム(biorhythm)]

バイオリズム(biorhythm)

バイオリズム(biorhythm)とは、安定した生命活動を行っている個体の時間周期的なリズムのことであり、『生物リズム・生体リズム』といった言葉で訳されることもある。バイオリズムの概念は、生命体の生理状態や感情、知性などが周期的パターンに従って変化するという仮説に依拠していて、バイオリズムを図示したグラフなどがよく知られている。 ドイツの外科医ウィルヘルム・フリースが1897年に『生物学から見た鼻と女性性器の関係』で提唱した概念がバイオリズムであるが、統計学的には有意なデータがなく『疑似科学』として批判的に見られることもある。

多くの人間は、朝から昼間に掛けて活動し、夜間は眠って休養するという24時間周期の『概日リズム』を持っているが、この概日リズムがバイオリズムの基準となることも多い。『起床・活動・睡眠の24時間周期』の概日リズムに、生体ホルモンの分泌や血圧の高低、尿の組成などが相関しており、概日リズムが狂ってしまうと不眠症(睡眠障害)や自律神経失調症が起こりやすくなる。

周期の繰り返しによって、未来の自分の体調・心理状態を予測できるというフリースの仮説に基づくバイオリズム(下記を参照)は、確かに疑似科学的な側面を持っている。だが、人間の生活や生理状態にある程度一定の規則正しいリズムがあることは確かであり、特に覚醒‐睡眠のリズムと生体ホルモンの分泌量には相関が見られる。

ウィルヘルム・フリースの仮説では、人間には『身体(Physical)・感情(Emotional, Sensitivity)・知性(Intellectual)』の3種類のバイオリズムの周期的な波があるとされ、頭文字のP,S(E),Iで表記されている。各リズムは、誕生日を基準とする同じ振幅の正弦波として表されていて、身体リズムは23日周期、感情リズムは28日周期、知性リズムは33日周期とされている。P・S・Iのバイオリズムは、一定周期で繰り返されるので、未来の自分の身体や精神の状態を事前に予測できるとされている。

その時点の波形の高さによって『高調期・低調期』が区別されているが、高調期と低調期の切り替わりの時点は、体調が変動しやすいので注意が必要な日とされている。フリースが提唱したバイオリズムの意味は時代と共に変質しており、単純に体調の良い・悪いの波(変化)のことを指したり、女性の月経周期(概月リズム)のことをバイオリズムと呼んでいることもある。



posted by ESDV Words Labo at 11:04 | TrackBack(0) | は:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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