ウェブとブログの検索

カスタム検索





2011年08月18日

[ヒストグラム(histogram)]

ヒストグラム(histogram)

ヒストグラム(histogram)とは、度数分布を視覚的に表現したグラフのことである。ヒストグラムはデータを直感的に忠実に表現できることが最大の長所になっており、一般的にも『柱状図・棒グラフ』と呼ばれて親しまれている。ヒストグラムは縦軸に『度数』、横軸に『階級』をとった統計グラフの一種であり、『度数分布図』と呼ばれることもある。データの分布状況を視覚的に認識することが容易であり、統計学や数学、画像処理等でスタンダードなグラフとして用いられている。

ヒストグラムは二つ以上の複数の階級(種別)の『量的な差』を感覚的に理解するのに最も適しているが、あるデータの連続的な変化・変量を表現したい場合にはヒストグラム(棒グラフ)よりも折れ線図(度数折線図表)のほうがより適している。度数折線図表は、『気温・企業の売上・健康診断の数値』などのデータが、時間経過と共にどのように変化しているのかを視覚的に即座に伝わるように表現できるところが最大の長所であり、ヒストグラムはあるデータと別のデータとの差異を分かりやすく表現できるところが優れている。

ヒストグラムや折線図のような図表は、縦軸と横軸の目盛りの幅を変えることによって、そのグラフが人間の認知に与える影響を操作することが可能であり、こういった図表からデータを読み取ろうとする場合には『グラフの見かけ上の形』だけで判断するのではなく、『グラフの縦軸・横軸の目盛り(数値)』がどのような間隔で書かれているのかに注意しなければならない。ヒストグラムという用語は、イギリスの統計学者カール・ピアソンが1895年に考案したものである。

工業分野においては、ヒストグラムは『パレート図、チェックシート、管理図、特性要因図、層別法、散布図』と並んで品質管理のための『QC七つ道具』として定義されている。ヒストグラムの語源はギリシャ語にあり、『すべてのものを直立にする』という意味を持つヒストス(histos)と、『書くこと・描くこと・記録すること』という意味のグラマ(gramma)を合わせた概念である。

posted by ESDV Words Labo at 16:17 | TrackBack(0) | ひ:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。