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2012年08月25日

フリースクール(free school)とオルタナティブ教育(alternative education):6

フリースクール(free school)とオルタナティブ教育(alternative education):6

オルタナティブ教育(Alternative education, 代替教育)は、フリースクールやホームスクーリング、チャータースクールを包摂する『非伝統的・非主流的な教育スタイル(学校制度)』であり、『生徒の立場・目線(将来)に立った教育』を行おうとしているところに共通点が見られる。

オルタナティブ教育の定義は、『幼児教育から中等教育の期間において、従来の義務教育や学校制度とは異なる新しい運営制度、進級制度、教育科目を持つ教育体制』であり、オルタナティブ教育を実施している学校の多くは国・地方自治体の法的根拠を持たない私立校である。しかし、国・地方自治体の法律で認められている学校にもオルタナティブ教育を実施している学校もあり、『現実的な子どもの教育の選択肢』としての有効性を高めてきている。

日本のオルタナティブ教育(代替教育)は、学校教育法等の法的根拠を有さない非正規の教育機関とそこで実施される教育を意味しており、『公立・私立の一条校(法的根拠のある正規の学校)』はどんな教育方針や活動内容、経営母体があってもオルタナティブ教育の範疇には含められていない。国際的なオルタナティブ教育には、公立校、私立校、無認可校(営利・非営利)、ホームスクールなどが幅広く包摂されているが、日本国内でのオルタナティブ教育の実践主体は、フリースクール、デモクラティック・スクール、通信教育のサポート校、インターナショナル・スクールなど無認可校、ホームスクーリングなどに限られている。

オルタナティブ教育の特徴としては、『少人数クラスが多い・教師と生徒とが親密な関係にある・校内のコミュニティー意識が強い』という事がある。オルタナティブ教育の目標に関わる理念については、『本当の(オーセンティック,authentic)・全体的な(ホリスティック,holistic)・進歩的な(プログレッシブ,progressive)』などの概念で説明されることが多い。

オルタナティブ教育の価値判断や意味合いに関係する説明的な概念としては、『非伝統的 (ノン・トラディショナル,non-traditional)・非慣例的(ノン・コンベンショナル,non-conventional)・非標準的(ノン・スタンダード,non-standard)・アナキズム的(無政府主義的)・反権威主義・個人主義・自由主義』といった概念がよく用いられている。だが、これらの説明概念には既存の学校教育制度と比べて偏っていて特異であるという、批判的な意味合い(画一的・規格的な義務教育肯定の価値判断)も込められていたりする。

この記事の内容は、『フリースクール(free school)とオルタナティブ教育(alternative education):5』の項目の続きになっています。

posted by ESDV Words Labo at 20:13 | TrackBack(0) | ふ:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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