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2013年03月30日

[保護観察(probation and parole)・保護観察官(probation officer):1]

保護観察(probation and parole)・保護観察官(probation officer):1

保護観察(probation and parole)とは更生教育・行動改善を目的とする刑事行政措置の政策の一種で、『執行猶予・仮出所(仮出獄)・保護処分』などになった犯罪者(犯罪少年)を、一般社会の内部で生活させながら更生・改善させようとするものである。

犯罪者(犯罪少年)を刑務所・少年院など一般社会から隔離された刑事施設内で処遇する『施設内処遇』に対して、保護観察は特別な施設ではなくて一般社会の中にある人間関係(ケースワーク的な関わり合い)を通して問題・人格の改善を図る『社会内処遇』と呼ばれている。

保護観察は、法務省の保護観察所が行っている行政措置で、国家公務員である『保護観察官(probation officer)』だけではなくて、法務大臣が委嘱した適性・人望・経済的時間的余裕のある『保護司(volunteer probation officer)』が連携して、犯罪者(犯罪少年)の人格の改善・問題の解決のための観察指導・補導援護をしていく事になる。

全国約4〜5万人の保護司は、無給のボランティアであり、一定の社会的信望と無償の善意がある志願者が法務相によって保護司に嘱託されている。保護観察所は、法務省設置法及び更生保護法に基づいて設置されている法務省の地方支分部局として法的に定義される。

保護観察は保護司が対象者に『一定の遵守事項(約束事)』を守るように監督指導して、法律を犯さず善良な社会人の一員として活動できるように補導援護する社会内処遇の『保安処分』の一種である。強制的に人格・行動の矯正や更生を行おうとする任意保護の『保護更生活動』という更生支援活動もある。



posted by ESDV Words Labo at 21:35 | TrackBack(0) | ほ:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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