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2013年04月09日

[レイモンド・キャッテル(Raymond Bernard Cattell):2]

レイモンド・キャッテル(Raymond Bernard Cattell):2

『言語的人格世界』とは、人間の性格特徴を表現する心理的な意味づけを持つ語彙(形容詞などの単語)を辞書から出来るだけ多く取り出して、重複する類義語を排除した上で『性格の特性・特徴を表現する全てのことば』を抽出して作られた言語的世界のことである。

G.W.オルポートらは1936年の性格心理学の研究で言語的人格世界を作り上げようとしたが、その際に辞書から取り出した性格特性を記述する言語は『17953個』、そこから重複的な類義語を排除した言語数は『4505語』であった。

R.B.キャッテルは更に、この網羅的な性格記述の4505語を実際の性格検査の心理テストに使いやすい数にまで減らそうとし、この4505語に対して徹底した因子分析を行い、その数を“根源的特性(source trait)”とされる『16語(16の変数)』にまで絞り込んだのである。4505語の変数を使いこなして人間の人格構造の輪郭を見渡すことはおおよそ不可能であるが、16語くらいの変数であれば人間の人格構造の概観を統計分布や他者との比較によって把握しやすくなる。

『キャッテル16人格因子質問紙(Cattell Sixteen Personality Factor Questionnaire)』 で抽出されている16個の因子は以下である。

1.知能

2.情感

3.自我強度

4.自己充足

5.支配性

6.衝動性

7.大胆さ

8.繊細さ

9.空想性

10.抗争性

11.不安の抑制

12.浮動的不安

13.公共心

14.猜疑心

15.狡猾さ

16.罪悪感

この記事は、『レイモンド・キャッテル(Raymond Bernard Cattell):1』の続きになっています。

posted by ESDV Words Labo at 10:04 | TrackBack(0) | き:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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