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2013年04月21日

[ドナルド・E・スーパー(Donald E.Super)4:スーパーの職業選択に関する価値観の分類]

ドナルド・E・スーパー(Donald E.Super)4:スーパーの職業選択に関する価値観の分類

ドナルド・E・スーパーのキャリア発達論では、個人は自分にとって重要な『価値観』を実現するために、つらくても自分の仕事をしてライフロールの役割を果たすと述べたが、個人が重要性・必要性を感じる価値観として以下の14種類の価値観が想定されていた。

自分の価値観を適切に把握し、その価値観の重要性のバランスを仕事に反映させていくことが、『確立期における職業選択の成功−失敗』を大きく左右することにもなる。自分の『価値観』を満たしてその実現を促進してくれるような職業・仕事・人間関係に出会えるか否かが、長期的に継続可能なキャリアを築けるかどうかに深く関わってくる。

キャリア発達・職業選択と関連する価値観

能力の活用……自分の能力・知識・技術をその仕事で活用することができるか。

達成……目標を達成したり良い実績を挙げられた(優れた商品を作れた・売れた)という実感を持てるか。
美的追求
……感覚的に美しいものを制作したり、仕事上の諸要素に対して美しさ(エレガントさ)を見出すことができるか。 利他性・愛他性……人の役に立つような仕事ができるか、人の利益を増進させているという実感が持てるか。

自律性……自分の仕事のやり方や時間配分を自分で決めることができるか、自分の仕事を自分でコントロールしているという実感を持てるか。

創造性……斬新なアイデアを活用したり新規の商品を開発したり、ユニークな技術・デザインを使用したりすることができるか。

経済的報酬……仕事に対する報酬や買いたいものを買えるだけの収入が十分にあるか、仕事の対価によって生活水準を向上させていくことができるか。

ライフスタイル……自分の希望する生活行動パターン(ライフ・ワークバランス)を実現できているか、趣味・信条・イメージに合致した仕事ができているか。

具体的活動……頭を使う知識労働だけではなく、適度に身体を動かせるような時間が仕事の中にあるか。

社会的評価……自分の仕事が社会的に認められているか、職業活動を通して社会的信用が高まっているか。

危険性(リスク)……ドキドキするような適度な危険性があるか、自分がリスクテイクできるような仕事上の可能性があるか。

社会的交流性……仕事にチームワークや連帯を必要とするような場面があるか、孤独・疎外を感じないで済む仕事上の良質な人間関係があるか。

多様性……一つだけのワンパターンなルーティンワーク(単純労働)に閉じこもらずに、色々な種類の業務に従事することができるか。

環境……自分が仕事をする職場環境は適切で心地よいものになっているか、『自然環境・社会環境』をきちんと保護するような活動ができているか。各種の環境をその仕事で汚染していないか。

この項目は、『ドナルド・E・スーパー:3』の続きになっています。



posted by ESDV Words Labo at 17:19 | TrackBack(0) | す:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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