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2013年07月17日

[マイクロ・ラボラトリー・トレーニング(micro-laboratory training)]

マイクロ・ラボラトリー・トレーニング(micro-laboratory training)

マイクロ・ラボラトリー・トレーニング(micro-laboratory training)とは、日本人の性格特性や人間関係のパターンに配慮して作られた『合宿形式の対人関係トレーニング・カウンセラーのトレーニング』である。上智大学でカウンセリング心理学を教えていた元教授である小林純一によって開発されたトレーニング方法であり、約18名の小集団を分割して訓練するところに特徴がある。

マイクロ・ラボラトリー・トレーニングでは18名の参加メンバーを、『3つのグループ(Aグループ・Bグループ・Cグループ)』にまず分ける作業から始める。3つのグループにそれぞれ以下のような役割を分担させて、『相互的なフィードバック(解釈・感想・助言・改善点のやり取り)』が働くような環境を整え、『自分だけ・自集団だけでは気づけない問題点』に対する気づきを促していくのである。

Aグループ(当事者)……カウンセリングのロールプレイング(模擬練習)や特定テーマに関するミーティング(討論・話し合い)を『当事者意識』をもって行う。BグループとCグループからのフィードバックを受け終わったら、今度は自分たちで自分たちの良かった部分と改めるべき部分について話し合う。

Bグループ(一次的な観察者)……Aグループのカウンセリングのロールプレイングや話し合いのミーティングを『客観的な第三者』の立場で観察して、自分たちが感じたことや改善したほうが良いと思うことをフィードバックする。

Cグループ(二次的な観察者)……Bグループのフィードバックも参照しながら、同様にAグループのロールプレイングやミーティングに対する『フィードバック』を行っていく。

Aグループのトレーニングやミーティングが終わったら、次はBグループもAグループと同じようなトレーニングやミーティングを行って、A・Cグループからの『フィードバック(評価・批判・助言などの反応)』を受けるようにする。その次は、Cグループが当事者になってトレーニングとミーティングを行うことになる。

日本人向けに開発されたマイクロ・ラボラトリー・トレーニングは『3泊4日の合宿形式』であり、『第三者の目線からの客観的な評価』を受けながら『当事者としての自分・自集団の言動の再認識』ができるので、カウンセラーの養成や対人関係(コミュニケーション)の改善に向いている訓練方法である。



posted by ESDV Words Labo at 12:55 | TrackBack(0) | ま:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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