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2013年09月03日

[メニエール病(Meniere's disease)3:メニエール病の診断基準]

メニエール病(Meniere's disease)3:メニエール病の診断基準

メニエール病の主症状である『めまい発作』に付随する形で、ほぼ必ず出現する以下のような症状もある。

めまい発作時の付随症状

激しい吐き気・嘔吐、冷や汗、顔面の蒼白化、動悸、異常なほどの寒気・暑さなど温感異常(体温調節異常)、聴覚補充現象(音が過剰に響いて聞こえる聴覚のリクルートメント現象)など。

メニエール病の診断基準は以下のようなものであり、めまいだけ、難聴(聞こえの悪さ)だけの症状はメニエール病とは診断されない。また、メニエール病の病理の本態は『内耳の内リンパ水腫』なので、内リンパ水腫の発生が合理的に推測できない場合もメニエール病ではないとされる。

メニエール病の診断基準(日本めまい平衡医学会)

下記の1〜3の症状すべてを満たしていればメニエール病と確定診断されるが、いずれか2つのみの症状の場合にはメニエール病の疑いありとの診断になる。1つだけの症状しか見られない場合には、メニエール病とは診断されない。

1.数十分から数時間の回転性めまい発作が反復する。

2.耳鳴り・難聴・耳閉感がめまいに伴って消長する。

3.諸検査で他のめまい・耳鳴り・難聴を起こす病気が鑑別(除外)できる。

鑑別診断の対象になるメニエール病と間違われやすい疾患には、『突発性難聴・聴神経の腫瘍・内耳炎・真珠腫性中耳炎・内耳梅毒・脳血管性障害・神経障害』などがある。

メニエール病の医学的検査は耳鼻咽喉科で行われるが、低音の難聴をチェックするための『純音聴力検査』を必ず行い、内リンパ水腫があるかどうかを確認するために『グリセロールテスト,フロセミドテスト,蝸電図の採取』などが行われている。それ以外の検査としては、内耳障害(眼球の揺れ・まっすぐ歩く歩行能力)を確認するための『眼振検査,平衡機能検査,カロリックテスト』、聴覚補充現象(耳の中で音が過剰に反響して響く現象)の有無を調べる『ABLBテスト,SISIテスト,自記オージオメトリー』などがある。

この記事は、前回の記事の続きの内容になっています。

○メニエール病(Meniere's disease)1:病気の歴史と症状

○メニエール病(Meniere's disease)2:メニエール病の主要な4症状

posted by ESDV Words Labo at 01:30 | TrackBack(0) | め:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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