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2014年01月27日

[ラテラリティ(laterality)とカウンセリング]

ラテラリティ(laterality)とカウンセリング

“側面・側部にあること”を『ラテラル(lateral)』というが、『ラテラリティ(laterality)』というのは“偏在性・左右差・片側優位性”といった意味である。一般的にラテラリティ(laterality) というと、“右利き・左利き”といった利き手の片側優位性を指すこともある。

また両手に限らず、『両足・両目』のような左右が対になっている身体器官の左右差(片側優位性)のことをラテラリティといっている。ラテラリティの左右差(片側優位性)には生物学的基盤(生理的傾向)が関係しており、カウンセリングの心理面接にもラテラリティのそういった左右の違いの特性が応用されたりすることもある。

例えば、カウンセリングや心理療法を実施する時に、カウンセラー(心理臨床家)とクライエントの座る位置の配置にもラテラリティの要素が関係することがある。 カウンセラー(心理臨床家)とクライエントが90度の角度の位置関係で『直角』に向き合って座る時に、カウンセラーはクライエントの右側に座ったほうが良いだろうか、それとも左側に座ったほうが良いだろうか。

こういった単純な判断にもラテラリティが関与してくるが、この90度の直角に向き合って座るカウンセリングでは、カウンセラーは『クライエントの右側』に座ったほうがクライエントがリラックスして話しやすいとされている。クライエントの右側に座るということは、『クライエントの右手側』に座るということであるが、これはクライエントが一般的な『右利きの人』であれば、利き手である右手を使いやすい安心できる位置に座っていることを意味する。

両手のラテラリティの左右差(片側優位性)によって、右利きの人は『右手を使いやすい位置・環境』のほうが安心感やリラックス感を感じやすくなると考えられており、90度の直角で向き合うカウンセリング(心理療法)においても、カウンセラーはクライエントの右側(右手側)に座るほうがクライエントは安心感を持って気楽に話しやすいのだと推測される。また、相手が自分の心臓(急所)から遠くなる『自分の右側』のほうが『自分の左側』よりも安心感が強くなるといった仮説が言われることもある。



posted by ESDV Words Labo at 13:43 | TrackBack(0) | ら:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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