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2014年01月27日

[ラ・ホイア・プログラム(La Jolla Program)]

ラ・ホイア・プログラム(La Jolla Program)

エンカウンター・グループをはじめとするグループセラピー(集団精神療法)に大きな影響を与えたのが、ラ・ホイア・プログラム(La Jolla Program)と呼ばれる集中的な集団療法の体験型プログラムである。ラ・ホイア・プログラムを計画して実施したのは、“CSP(Center for Studies of the Person)”と呼ばれる人間性心理学や能力開発の調査研究をしている研究機関であった。

ラ・ホイア・プログラムの『ラ・ホイア(La Jolla)』というのは、CSP(Center for Studies of the Person)が設置されていた地名である。このラ・ホイア・プログラムが初めて実施された1967年には、最大規模で最長期間の『集中的なグループセラピー体験(他者と出会うエンカウンター体験)』として注目されたが、その後、世界各国へとラ・ホイア・グループの基本的な実施要項と方法論が伝播していった。

この集団精神療法の原型ともなったプログラムの目的は、『対人関係の悩みの解消・個人の心理的成長や人間的深化・個人間のコミュニケーションの改善や人間関係の発展促進』などである。

大勢の人が一つの場所に集まって本音で語り合うエンカウンターによって、『自己と他者との関わり合い・他者と向き合う時の自分の態度や言動のあり方』を体験的かつ実際的に学習できるというのがラ・ホイア・プログラムの最大の特長になっており、現実的なコミュニケーション・スキルを向上させるという目的にも応用されている。

クライエント中心療法(来談者中心療法)で知られるカール・ロジャーズも、死去する前年までこのラ・ホイア・プログラムのコンサルタントとしての仕事を行っており、このプログラムが『非構成的グループセラピー』に与えた影響は非常に大きいものがある。C.R.ロジャーズも『参加者の本音と本音のぶつかり合い・自己一致の機会の増大・ありのままの自己の表現と受容』などに自己成長的なカウンセリング効果が期待できると考えていた。



posted by ESDV Words Labo at 13:44 | TrackBack(0) | ら:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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