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2015年07月17日

[双極性障害のICD-10とDSM-W-TRにおける診断基準(病名・エピソードの分類とコード)]

双極性障害のICD-10とDSM-W-TRにおける診断基準(病名・エピソードの分類とコード)

一口に双極性障害とはいっても、WHO(世界保健機関)のICD-10やAPA(アメリカ精神医学会)のDSM-W-TRでは、感情障害(気分障害)として様々な病型・病名に分類されている。“ICD-10”のコード番号を用いた網羅的な診断基準では、『双極性感情障害(ICDでは双極性障害ではなく双極性感情障害の名称を採用)』を以下のような病型・病名に分類して、その重症度を『軽症・中等症・重症』に分けている。

双極性障害(躁鬱病)の病前性格と環境要因・ストレス要因

ICD-10における双極性感情障害(Bipolar Affective Disorder)の分類

F31.0  双極性感情障害+現在進行の軽躁病エピソード(Bipolar affective disorder, current episode hypomanic)

F31.1  双極性感情障害+現在、精神病症状を伴わない躁病エピソード(Bipolar affective disorder, current episode manic without psychotic symptoms)

F31.2  双極性感情障害+現在、精神病症状を伴う躁病エピソード(Bipolar affective disorder, current episode manic with psychotic symptoms)

F31.3  双極性感情障害+現在、軽症あるいは中等症うつ病エピソード(Bipolar affective disorder, current episode mild or moderate depression)

F31.4  双極性感情障害+現在、精神病症状を伴わない重症うつ病エピソード(Bipolar affective disorder, current episode severe depression without psychotic symptoms)

F31.5  双極性感情障害+現在、精神病症状を伴う重症うつ病エピソード(Bipolar affective disorder, current episode severe depression with psychotic symptoms)

F31.6  双極性感情障害+現在、混合性エピソード(Bipolar affective disorder, current episode mixed)

F31.7  双極性感情障害+現在、寛解状態にあるもの(Bipolar affective disorder, currently in remission)

F31.8  その他の双極性感情障害(Other Bipolar affective disorders)

F31.9  双極性感情障害+特定不能なもの(Bipolar affective disorder, unspecified)

アメリカ精神医学会(APA)の“DSM-W-TR”における双極性障害の操作的な診断基準・病型分類及びコード番号は以下のようになっている。

DSM-W-TRにおける双極性障害の分類

296.xx  双極T型障害(躁病エピソード+うつ病エピソード)

296.ox  単一躁病エピソード

296.40  最も新しいエピソードが軽躁病

296.4x  最も新しいエピソードが躁病

296.5x  最も新しいエピソードがうつ病

296.6x  最も新しいエピソードが混合性

296.7  最も新しいエピソードが特定不能

296.89  双極U型障害(軽躁病エピソード+うつ病エピソード)

301.13  気分循環性障害

296.80  特定不能の双極性障害

298.83  一般身体疾患による気分障害、物質誘発性気分障害

296.90  特定不能の気分障害

295.70  失調感情障害

309.0  適応障害、抑うつ気分を伴うもの

Vコードとして『単純な死別反応としての一時的な抑うつ』

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posted by ESDV Words Labo at 01:55 | TrackBack(0) | そ:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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