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2015年11月09日

[夜尿症・遺尿症と心理的ストレス:乳幼児期の摂食・排泄の障害2]

夜尿症・遺尿症と心理的ストレス:乳幼児期の摂食・排泄の障害2

『夜尿症・遺尿症』は幼児期の子供に見られる典型的な排泄障害であるが、特に『トイレ・トレーニング』が終わって一定以上の『自立的な排泄』ができるようになる4〜5歳児以降も続くおねしょやおもらしが問題になってくる。夜尿症の医学的診断基準では、『5歳以降にも頻繁な夜尿が続く場合』に“夜尿症(elimination disorders)”と診断されることになる。

小食と拒食症・異食症:乳幼児期の摂食・排泄の障害1

小学校に入学する前の『幼稚園児・保育園児』の発達年齢であれば、随意的・不随意的なおねしょ・おもらしを特別な問題として心配する必要性は薄く、大半は自然な成長や学習によって軽快し消失していく。

だが、小学生以降にも夜尿・おねしょ・おもらしなどが見られる場合には、学校での集団生活・お泊りの行事などに適応しづらい悩みにもなるので、早期に何らかの対処(定期的にトイレに行くようにする・お泊りでは先生に起こしてもらって夜間にもトイレに行くようにする等)をしていくことが望ましい。

夜尿症(elimination disorders)には、トイレ・トレーニングが上手く達成できずに自立した排尿ができない『一次性の夜尿症』と、いったんはトイレ・トレーニングを達成して自立した排尿ができたのにまたできなくなる『二次性の夜尿症』とがある。

一次性の夜尿症の主な原因は『膀胱機能の未成熟』であり、二次性の夜尿症の主な原因は『心理的ストレス・分離不安(親子関係の不安・寂しさ等)』である。

夜尿症の対処法としては、心理的ストレスの要因を除去して安心して生活できる環境を整えること、夜中に親が起こしてあげて定期的に排尿することでおねしょしないという成功体験を積み重ねることなどがあるが、夜尿に自覚的に気づきやすくするバイオフィードバック療法や膀胱機能を調整する薬物療法なども併用される。

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posted by ESDV Words Labo at 00:05 | TrackBack(0) | や:心理学キーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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